面接対応/①当日注意点と筆記試験対策
転職を成功させるためには、面接での印象づけが非常に重要です。
当サイトでは、面接対応の具体的な例として2回シリーズの1回目として【面接対応/①当日注意点と筆記試験対策】について紹介し、皆様が自信を持って面接に臨むお手伝いをさせて頂きます。
①服装など当日の注意点
転職の面接は広い意味でビジネスシーンのひとつであり、面接官というビジネスパーソンに初めて会う場です。
初対面の人が自分のために時間を割いていると考えて、失礼のない服装・身だしなみで臨むことが大切です。
服装について
基本的にスーツ着用が良いでしょう。
なお「ジャケパン」と言われる、別々の上着とボトムを合わせるスタイルは、「服装自由」という指定があった場合だけにした方が無難でしょう。
持参物
- A4サイズが入るかばん
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履歴書や職務経歴書など、A4サイズの資料を折らずにきれいに収納できるかばんを使いましょう。
面接時に会社から資料を受け取ることもあり、折らずにすっと収納できるほうがスマートです。 - 履歴書・職務経歴書など企業から指定されている書類
- 会社から履歴書や職務経歴書を持参するよう指示があった場合、書類はクリアファイルに挟んで、A4封筒に入れておきます。通常は1部用意しますが、自身の控えとして1部コピーを用意しておくと安心です。
- 筆記用具・手帳
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筆記用具は提出済みの書類の記載漏れに備えて、記入に使ったものと同じものを用意しましょう。
また、面接時にメモを取るためのノートも準備しておくと安心です。 - スマホ・携帯電話
- 電車の遅延、急なトラブルなどの緊急時の連絡に備えて、応募先企業の連絡先を登録しておくと安心です。
- その他
- 医療機関や企業から指定されているもの(印鑑など)は、事前に確認の上準備しておきましょう。
立ち振る舞いについて
医療機関・企業へ面接訪問時は受付にて対応頂くことが多いでしょう。
「面接は入口前から始まっている」と言われます。できるだけ明るく、前向きな印象を与えることを意識しましょう。
②筆記試験の項目と対策
中途採用での筆記試験は、面接では測りにくい「基礎能力」を判断することが主な目的です。
また、職種によっては、即戦力としてどの程度の専門知識を持っているかが重要なポイントになることもあります。そのため、実務に直結する専門知識を問う筆記試験を行なうこともあります。
筆記試験の種類は大きく分けて以下の3つになります。
・適性を判断する「能力・性格検査」
・文章力や数的処理能力、時事問題などの基礎学力・知識を問う「一般常識」
・実務上で必要な経験・実務スキルをみる「論文・専門領域」
能力・性格検査
SPIなど設問数が多い試験の場合、制限時間内に終えられるように市販の問題集などを活用して
試験問題の回答に慣れておくとよいでしょう。
良い印象を与えたいという思いから、実際とは異なる回答を選ぼうとしまいがちですが、この検査は一般的に「虚偽を測るもの」といわれています。面接の際に面接官から実際に会った印象と、性格検査の結果が矛盾していると判断されないように、普段の自分に当てはまる回答を正直に選ぶようにしましょう。
一般常識
日頃から、テレビやネットのニュース、新聞で取り上げられている出来事はチェックしましょう。
特に転職を検討している業界の動きは、意見などを問われる可能性もあるため、細かく状況を確認しておくことをおすすめします。
論文
事前に出題されそうなテーマを想定し、文章を書く練習を行いましょう。準備のない状態で自分の考えをまとめ、論理性を保った文章を制限時間内に書き上げることは難しい場合もあります。
そのため、対策を行なった上で試験に臨むことをおすすめします。
専門知識の試験
これまで専門職としての実務経験がある場合は、これまで身に付けた知識を改めて確認しておくとよいでしょう。
異業界の専門職にチャレンジする場合は、業界の専門用語などをチェックするなどの対策を行うようにしましょう。