転職ノウハウ

履歴書・職務経歴書の書き方~職務経歴書編~

2023/12/20

転職の応募書類として、代表的な「履歴書」と「職務経歴書」。
応募書類の書き方に不安や疑問をお持ちの方必見!
書く前の心構えから、学歴・職歴や志望動機の書き方、採用担当者が見ているポイントまでを網羅。
必要なポイントを押さえて書類選考を突破しましょう。

履歴書編はこちら >

1.職務経歴書作成前に

職務経歴書は、具体的な業務経歴やスキル、成果などを詳細に示す文書です。
主に応募者と求人内容とがマッチしているかを確認するときに使用されます。

応募先医療機関が求めている人物像に合わせて、記載する内容を調整する必要があります。
そのため、職務経歴書を書き始める前に、求人情報から求められている人物像を分析します。
実際の業務につながるキャリアを書くことで、医療機関にとって有益な人材であることをアピールすることができます。

①まず、これまでの職務経験の棚おろしをしましょう

勤務先名、勤務時期、役割、成果を箇条書きにする。

②次に医療機関が求める人物像とスキルをまとめましょう

必要資格の確認
必要なスキルが明記されています。また、将来的に取得を期待される様なケースもあります。
募集職種・役職の確認
管理職なのかどうか、求められる成果が何かを把握しましょう。

③職務経歴書に記載する経歴を選びましょう

人事担当者や現場の上司に当たる人が「今までしてきた経験が十分信頼できるか」「任せたい仕事をこなせるか」「前向きに働いてくれるか」を判断できる内容にまとめましょう。

2.選考に「通過する」職務経歴書と「通過しない」職務経歴書の特徴

選考に「通過する」職務経歴書の特徴

・職務経歴ごとに表で纏められており、見やすい形式に統一されている。
・具体的な担当業務や、成し得た実績などが数値で表記されており、どのような業務を担当してきたのか分かりやすい。
・文章の説明が冗長ではなく、箇条書き若しくは第三者や業界知識がない方でも汲み取りやすい記載がされている。
・過去の●●という経験が御社で活かせると自己PRが出来ている。

選考に「通過しない」職務経歴書の特徴

・文章が無駄に長い。情報が多すぎるため、結局何が伝えたいのかが読み取れない。
・誤字や脱字がある。年数の整合性が取れていない。
・担当業務や実績についてほぼ記載がなく、そもそもどのような実績が有るのかも見えない。
・自己PR=自慢、過剰に自己肯定感が高い印象を与える記載になっている。

3.他業種における経験を理解してもらうための工夫

・記載や実績の具体的なイメージにつながる数字で実績を表記する。
・説明が冗長でない。
・出来るだけ箇条書きなど、分かりやすく表記する。

4.書き終えた後のチェックポイント

情報が正確かどうか、簡潔な表現になっているかどうかをチェックしましょう。
・誤字・脱字はないか
・勤務先名、資格名などは正式名称で記入したか
・在籍期間に誤りはないか

「職務経歴書の記載内容について、詳しく相談したい。」などのご相談は、エージェントまでお気軽にご連絡ください。

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